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西鉄の「THE RAIL KICHEN CHIKUGO」に乗ってみた。

2019年3月13日デビューの「THE RAIL KICHEN CHIKUGO」に、ひょんなことから空き席を調べてみたら空き席があったので、即で指定を押さえて乗りました。
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有名撮影地、西鉄中島駅そばの矢部川を渡る「THE RAIL KICHEN CHIKUGO」。

●いざ、乗車へ。

前日に帰郷し、これに乗りたかったんですが、企画券(自由席)なので、ホーム前方まで歩くのが面倒だったしで、せっかくのN700A系(G4編成)なのに、結局、これの後続の新幹線さくら号で博多へ。


博多~地下鉄~天神で、「THE RAIL KICHEN CHIKUGO」の始発駅、西鉄福岡へ。メールが乗車券という扱いになっており、有人ゲートで提示してホームへ行くようになってる。


11:30発の特急電車が発車して行った後に静々と入線。いろいろ運行の裏方さんは大変な様子でした。


もともとは降車ホームを活用して客扱いをしてるので、写ってる人が少なめなのである。入線~発車まで15分程度で、その合間に記念写真などを希望される方もいるのであわただしい感じではある。


入線してすぐに用意された椅子などで記念撮影を。シャイなので、写らなかったけど、みんな楽しそうな感じでした。


早速乗ってみる。きれいな女性のクルーのエスコートなので、緊張しました。通勤電車を改造した電車だけど、結構雰囲気が出てる。


前も見える。結構いい感じでした。


最初のミールが用意されていた。


●いざ、発車!


お品書き。値段の割には良い(安いような・・!?)。


ウェルカムドリンクを「あまおうプレミアムスパークリングワイン」にするか「季節のフルーツジュース」にするか聞かれて前者にした。


11:50、定時発車。駅員さんが総出でお見送りをしてくれた。結構、沿線の方が手を振ってくれるところがあり、2か所くらい徐行したかな?


よい旅を~ってかな!?昔は西鉄天神大牟田線にこんな電車ができるとか微塵にも思ってなかった。


さっ、空腹だし、用意されたミールを開けてみる。


「無花果のパルサミコ胡椒かけ(左)」と「黒芋のピュレのクロスティーニ(右)」。前菜的にはちょうど良かった。


ゆっくり時間を楽しむ列車だけあって、チョコチョコ停車するんですが、運転士さんが出てきて、面白いお話をされてました。「みんな総出で観光電車を盛り上げてる」って感じですね。


せっかくなんで、物珍しい飲みものをと、「うきはフルーツエール」を頼んでみた。


ノンアルコールも充実。


で、来ました。


で、お野菜のプレートが来ました。これで2人分です。サラダ菜のアンチョビソース、蓮根のグリル、柿とバターナッツ南瓜のエスニックサラダ。こんな青々しい菜は久々に見た(筆者は日頃は粗食ですので)。


ところどころに出てきた取り皿。これは福岡の小石原焼とのことです。そういや、クルーの方の着てるものは久留米絣があしらわれていたりと、伝統工芸が取り入れられている。


ミートプレートです(2人分)。博多地鶏を使った木の実ソースで、お腹に来て充実感たっぷりでした。プレートはうきは市の窯元から。


2杯目は久留米の巨峰白ワインにしました。この列車のウリのキッチンを観に行きませんか?と声がかかったので、席を離れてみた。
ワイングラスにも「THE RAIL KICHEN CHIKUGO」のロゴマークが。


(つづき)キッチンを覗きに。